作:ラドヤード・キプリング
絵:ハンス・フィッシャー
訳:小宮由
アノニマスタジオ
「どうしてラクダには、こぶがあるの?」
世界の旅から生まれた、11篇のおとぎ話
イギリス初のノーベル文学賞作家・キプリングが、夜寝る前に自分の子どもたちにしていた物語(1902年刊行)にハンス・フィッシャーが魅力的な挿絵をつけた作品。注目の翻訳家・小宮由氏の親しみやすくて読みやすい新訳でお届けします。
A5判変型 上製・背継ぎ仕様 カバー・帯なし
*小学4年生以上の学習漢字に総ルビ
キプリングの名作『Just So Stories』に絵本作家、ハンス・フィッシャーが挿絵をつけた幻のコラボレーション作品を初邦訳。トルストイ翻訳家・北御門二郎の孫である翻訳家・小宮由氏による新訳です。インドで生まれ育ち、イギリスで学び、世界中を旅したキプリングが、自分が見聞した世界を物語や詩によって伝えた作品は120年以上たった現代でも、想像力をかき立てる内容。世界で受け継がれる古典文学を親子で楽しんでほしい一冊です。魅力的な新訳のみならず、翻訳家・小宮氏による作者解説も必読です。