著者、縫い絵制作:大島亜佐子
写真:奥川純一
印刷製本:藤原印刷
仕様:色ミシン糸中綴じ、判型210x130、オールカラー28頁
大島亜佐子さんの持つ、優しさと繊細さ、そして、なんと言っても、明るく大胆でハッピーな表現にいつも元気をもらうのですが、今回の作品も素敵です。
ワンピースのみずたまたちの小さな冒険を描いた物語
「縫い絵」という大島さんの作品は、絵の具の代わりに柔らかい糸、キラキラな糸、古い布や外国からやってきた布、ビーズやリボンやボタンを使って作られます。
糸ひとつボタンひとつの中にすでに宿っている物語も感じられ、ひと針ひと針、新たな物語を紡いでいくように作品を作られています。
この作品は、ワンピースのみずたまたちの小さな冒険を描いた物語。
縫い絵の手法で描いていますが今回は糸=刺繍表現が多めの仕上がりとなっていることから、色糸で綴じた本に作られたそうです。装丁が素敵です。