ジェイムズ・ジョイス(著・文・その他)、米増 由香(イラスト)、のどまる堂(編集・翻訳・解説)
ジェイムズ・ジョイスが4歳の孫に宛てた手紙を元に絵本化しました。日本では38 年ぶりに出版されます。
本書は二部構成となっており、第一部はイラストレーターの米増由香の挿絵で物語がつづられ、第二部は原文・訳文から読み解くジェイムズ・ジョイスの人となりや作風を解説していきます。
<あらすじ>
フランスのボージョンシーという街には、街を二分するとても広い川が流れていて、街の人々は川を渡るのに大変苦労していました。橋をかけたいのですが、街には橋をかけるお金がありません。そんなとき悪魔が市長のもとへやってきて、りっぱな橋をかけるかわりに、最初に橋をわたる人のたましいをほしいと提案します。市長は承諾しますが…。
絵本で広がる世界文学をテーマに、世界文学の作家の短編を絵本化し、原文と訳文から見える作風や人となりを解説します。
図書館選書
ジェイムズ・ジョイスが孫に宛てた手紙を元に絵本化。日本では 38 年ぶりに出版本書は二部構成で、第一部は米増由香の挿絵で物語がつづられ、第二部は原文・訳文から読み解くジョイスの人となりや作風を解説
著者について
ジェイムズ・ジョイス (ジェイムズ ジョイス)
【ジェイムズ・ジョイス】
20 世紀を代表するモダニズム文学作家。代表作に『ダブリナーズ』『ユリシーズ』『フィネガンズ・ウェイク』などがある
米増 由香 (ヨネマス ユカ)
【米増 由香】
イラストレーター、絵本作家。 書籍装画、挿絵など幅広く活躍。 『ぼくのポーポがこいをした』
(村田沙耶香 作 岩崎書店)挿絵など