2011年9月21日
180ページ 14.5×21.5cm
著者/畑尾和美
装丁/中島恵雄
糸で描いた作品と朗読から紡いだ「声の本」
関西を拠点に活動する作家、畑尾和美の詩画集です。著者は言葉を綴り、刺繍で絵を描き各地で作品展や朗読会を行っています。本書には日本各地で朗読会を行った際に読んだ詩29篇と糸で描いた作品数点が収められています。
また著者が一冊ずつ本の扉に小さな朝顔の種を刺繍しています。彼女の温もりが伝わる一冊になりました。
畑尾和美/1974年大阪生まれ。大阪在住。2000年、美術作家の永井宏さんのワークショップに参加したことをきっかけに作家としての活動をはじめる。言葉を綴り、糸や身のまわりにあるもので作品を制作。2007年から、ひとりの朗読会を日本各地で定期的に行う。「ボタンとリボン」vol.1 / vol.2 / vol.3(六耀社、WINDCHIME BOOKS)「Fantastic Something」(BOOKLORE)に詩を掲載。
http://hataokazumi.net
扉は竹紙で一冊づつ種の刺繍をしています。
カバーをはずした表紙は1冊づつ朝顔の判子を押しています。