ヤン・パウル・スクッテン (著)
川上 紳一 (監修)
メディ・オーベレンドルフ (イラスト)
塩 香織 (翻訳)
76ページ
化学同人
森が好きじゃない人なんているのかな?
花がいっせいに咲く春、どこもかしこも大いそがしの夏、色あざやかな葉に包まれる秋、そして、ひっそりした冬……森に入れば、いつも何かが見つかる。
だけど、見えないものもじつはたくさんある。地面の下にかくれていたり、すごく小さかったり。見つからないような工夫をしている生き物だっているからね。
これは、森がどんなにおもしろいかを学び、そして、なかなか気がつかないことに気づかせてくれる本。ページをめくって絵をながめ、文を読んでいけば、自然のすばらしさがわかってくる。森にひそむふしぎやひみつを知ったら、散歩する森の景色がまったくちがって見えるようになるはず。
・森にありがとう!
・森は体にいい
・種の多様性
・森をつくるのはだれ?
・無言の会話
・見どころはじつは地下
・世界の支配者
・ちっちゃいけれどいっちょまえ
・緑のふしぎ
・世界を救う緑の巨人
・森のめぐみで生きていく
・カバ皮サンド、葉っぱソース
・自然にもとからある力
・生き残りの工夫
・夜は動物たちのもの
・夜の森のひみつ
・死ぬほどきれいな冬景色
・眠ったままで冬を越す
・永遠のサイクル
・おかしな生き物
・体験の森
・森では何ができるかな?
・最後にひとこと