キム・ミヌ (著), わたなべ なおこ (翻訳)
あすなろ書房
ゆっくりと、自分の速度で。空を見ながら行けばいい
ペダルなしの幼児用自転車にのる少年は、二輪自転車をこぐお兄ちゃんについていこうとしますが、スピードがでません。お兄ちゃんは必死に付いてくる弟のことが気にかかりますが、結局、弟を引き離して友達と行ってしまいました。置いてきぼりにされ、来た道を戻る少年。そんな中、道で出会ったカタツムリが少年を思いがけない場所へ導いてくれて・・・。繊細な観察力と新鮮な構図で、子供の日常の中できらめく瞬間を描き出した絵本!