タイトル:La collection gastronomique(ラ・コレクション・ガストロノミーク)
著者:田中麻記子
デザイン:寺澤圭太郎
定価:2,200円(税別)
判型:B5判変形(240 x 182 mm)
ソフトカバー/164ページ(カラー図版119点)
テキスト:日英
発行日:2016年1月
パリへ越して間もなく、街で見かける様々な表情の女性たちに触発され、日課として一日一枚、ポートレイトを描きはじめた画家の田中麻記子。次第にそれらは「顔」から身のまわりにある「オブジェ」へ、そして、陶器を描いた作品にスープが加わったことをきっかけに「食べ物」のシリーズへと変化していきました。
異文化の入り交じるパリに暮らすからこそ出合う魅惑的な食材や料理。そこから溢れ出るイマジネーションで、今でも飽くことなく日々描き続けています。
はじめての作品集となる本書は、700点を超える作品の中から厳選された、食べ物デッサン90点と、女性たちのポートレイト29点を2部構成でまとめました。
お皿の上で踊る女の子たち、表情豊かな多国籍の女性たち。そのどちらもが、気ままで美しく、おおらかに展開される愛らしい一冊です。
田中麻記子
1975年東京生まれ、現在フランス在住。
2013年文化庁派遣在外研修員として渡仏。第12回 岡本太郎芸術賞に入選。これまでに国内外での展覧会多数。
tanakamakiko.com