PHOTO : いとうかずのり
2016年2月24日発行
サイズ 210ミリ×150ミリ
16ページ ペーパーバック
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近所でほたるを見つけて驚いた。
ほたるなんてどこかに見に行くものだと思ってた。
まさか住宅街の用水路にいるなんて!
車や街灯に照らされながら、ほたるは静かにゆっくり踊ったり、全員そろって明滅したり。
群れて出会って恋して産んで世を去りまた来世来年。
ある夏、夜な夜なカメラと三脚を担いで、伊東さんは、岡山の街を歩き、野原に寝そべり、自由に思うままに彼等の活動を記録。
不思議な野原の色はグリーンの画面に・・・ホタルのかすかな光がふわふわ浮かびます。
現実的な日常の風景の中に、ほたるの儚さと、力強さも・・・・、ホタルの軌跡は生命の神秘。