著者 中野晃治
A5サイズ 短辺綴じ 60ページ(表紙・裏表紙含む)
2017年12月発行
付録ポストカード
巨大な生き物が口を開けたような火窪(ホクボ)と呼ばれる、かまど。
この火窪で鉄の塊は熱され、
鎚(ツチ)で叩かれ、
押切で切られ・・・
暗がりの中、道具として少しずつ形を現していきます。
創業約100年になるかじやさんの仕事場に通い、写真と文とイラストで綴った一冊です。
炎を操り、鉄にかたちを与え、
さまざまな道具を生み出す人。
使い続けるなかで、静かに語りかけてくる物の時間。
ようこそ、かじやのじかんへ。
もくじ
1 あなたの町にかじやさんはありますか?
6 大久保鍛冶屋さん
8 火窪のある仕事場へ
10 かじやさんの道具いろいろ
12 包丁が出来るまで
42 大久保鍛冶屋さんで作られているもの
44 奥さんの仕事
46 きゅうりの切れ味
48 教えて砥ぎ方のコツ
50 プロフィール 大久保鍛冶屋さん
51 あとがき