本 文 154ページ
製 本 仮フランス装 四六判変形
編 集 西尾勝彦
校 正 航星舎
装 画 保光敏将
装 幀 クラフト・エヴィング商會
発行所 七月堂
月あかりの静かな夜る ―
私は
とぎれた夢の前に立ちどまっている
「この詩集を、未知の読者、未来の人びとに捧げます。」
──編者 西尾勝彦
尾形亀之助や天野忠に影響されて詩を書き始めたという、奈良在住の詩人西尾勝彦さんに編集していただき、尾形亀之助の新詩集を発行いたしました。
装画に、版画家でイラストレーターの保光敏将さんをお迎えし、装幀をクラフト・エヴィング商會さんにご担当いただき、これ以上なく素朴で贅沢な詩集の誕生です。
校正は航星舎の高松正樹さんがご担当くださり、本文はすべて原典をあたって、旧仮名遣いを新仮名遣いに改めました。
今なお、鮮やかにくり広げられる亀之助の詩を、どうぞご堪能ください。