著者 西尾勝彦
装画 小川万莉子
装幀・組版 川島雄太郎
発行所 七月堂
発行日 2023年10月10日
175mm×110mm 132ページ
2023年に刊行された西尾さんの「場末にて」
当時の
【著者コメント】
作品「場末にて」を書いたのは2019年のことです。大阪のとある小さな書店で開催された朗読会のために書き下ろしました。記念にするつもりでその店主を描きはじめましたが、次第に自分のこととなり、未来のこととなり、すべてのアウトサイダー、場末を支えるひとたちのための言葉になっていきました。朗読会当日、しずかに読み切ったときの気持ちはまだ覚えています。あの日から、4年。ようやく、詩集『場末にて』を完成させることができました。多くの人々の手に届くことを願っています。