― 小さな映画館が多くの人に愛されて支えられる理由
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浜田高夫+シネマ・クレール応援団 (著), 山川隆之 (編集) (著)
発行 吉備人出版
仕様 四六判 並製本
ページ数 184ページ
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、ミニシアターもまた危機的状況になっている。
岡山県内唯一のミニシアター「シネマ・クレール」も、感染拡大が表面化した2020年3月以降入場者数が減少し、国の緊急事態宣言が全国を対象にした4月下旬から連休明けまで休館を余儀なくされ、危機はさらに進行した。
こうしたなか、「思い出の映画館を守りたい」「岡山に多様な映画の灯を消さない」と支援者によりシネマ・クレール応援団が結成され、クラウドファンディングではわずか2か月で1,000万円以上の支援が寄せられた。
なぜ、シネマ・クレールはこれだけ愛されるのか。
応援団は、ミニシアターとミニシアターがある街の魅力についても考えてみることにした。
応援してくれた人々の声を紹介しながら、シネマ・クレールの地域社会での存在意義、果たしてきた役割、そして市民一人ひとりにとっての関わりを問い直す。