北村 章 (著)
発行 吉備人出版
仕様 A5判 上製本
ページ数 459ページ
岡山県玉野地域の産業、文化、信仰の歴史を探求した最新の地域史研究書
史料収集、調査と研究、論考を重ね、
・八浜と妹尾との漁場・国境争論となった児島湾争論
・八浜八幡宮の創建以来の歴史と四国へ広がった信仰
・日比港の繁栄や漁業権の推移と大槌島に県境ができた経緯
・玉野地域の塩業史
・常磐丸五郎吉ら利生廻船の商業活動
・龍野醤油と競った幻の備前醤油の歴史など
多くのことがさらに明らかに!
北村 章
1953年岡山県玉野市生まれ。
県立玉野高校、岡山大学法文学部史学科(日本史専攻)を卒業し、岡山県公立高校の教員に。
定年退職後は岡山県立記録資料館非常勤嘱託、玉野市文化財保護委員を経て、玉野市文化財保護委員長。
主な編著書は『備前児島と常山城―戦国両雄の狭間で―』(山陽新聞社1994)、『備前国八浜八幡宮関係史料集』(山田快進堂出版部2013)。主な共著書や論文は、『岡山県史 近世Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ』(1985・1987・1989)、『岡山県の地名』(平凡社1988)、『目で見る岡山・玉野の100年』(郷土出版社2001)、『鏡野町史 史料編』(2008)・『鏡野町史 通史編』(2009)など。