著者:小川 博毅 (著))
仕様:A5判,上製本307ページ
キリシタン武将として高名ではあるが、謎の多い明石掃部(あかしかもん)の実像に迫る。
一、掃部はいつ生まれたのか?
二、掃部の実名は何か?
三、「全登」の正しい読みは?
四、黒田家に仕官した後、蟄居になった理由は?
五、掃部は大坂の陣で討ち死にしたのか?
六、関ヶ原合戦で宇喜多家が使った軍旗の図柄は?
宇喜多秀家に仕え、家中騒動の後、仕置家老となるが、関ヶ原合戦で敗軍。
「大坂の陣」ではキリシタン武士団を率いて……。そして、その後は……。
筆者は、これらの謎解きに挑戦しつつ、明石掃部の生き様の復元を試みる。