我々の祖先は、どのようにランドスケープ(風景)を棲みこなしてきたのか。国内37箇所の風土を巡る物語。
滝澤 恭平 著
木楽舎
四六判・344ページ
我々の祖先は、どのようにランドスケープ(風景)を棲みこなしてきたのか。地域を歩き、そこに棲む人々のルーツを探る旅に出た、国内37箇所の風土を巡る物語。
日常にある風景の断片に潜む、思いもよらぬ物語と出会う瞬間がある。
人が棲むために土地と関わり、自然と人為の相互作用の中で生まれてきた風景のなかで、我々はどのようにその地域を棲みこなしてきたのだろうか。
本書は日本37箇所の地域を歩き、様々な場所の声を感じながら、生物の生息環境である「ハビタット」(habitat) と、人間が生息するランドスケープ(landscape)を紡ぎだす物語である。