ジョン・クラッセン (著), 長谷川義史 (翻訳)
クレヨンハウス
286×204×4 mm
いっぴきのちいさな魚がぴったりのぼうしをかぶってすいすいと海の中を泳いでいます。それは誰のぼうし? ちいさな魚の頭の中ではぐるぐるといろいろな思いが渦巻いています。しんと静かな海の中。ちいさな魚の目ざす先は、きっと安全なところ。そう信じて泳ぎ続けますが……。『どこいったん』に続く長谷川義史さんの翻訳絵本2冊目! ページをめくるたびにどきどきが止まりません。
○ジョン・クラッセン/著
カナダのオンタリオ州ナイアガラフォール生まれで、現在はアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスに住む。長編アニメ映画、ミュージックビデオ、社説記事のイラストレーターとして活動。Caroline Stutson作『Cats’Night Out』のイラストで栄えあるカナダ総督文学賞を受賞。はじめて文と絵を手がけた絵本『どこいったん(I WANT MY HAT BACK)』(クレヨンハウス)は、2011年ニューヨークタイムズベストセラー、ドクター・スース賞オナー賞などを受賞。
○長谷川義史/訳
大阪府藤井寺市生まれ。趣味は自転車、渓流釣り。絵本作家として『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版)、『うえへまいりまぁす』(PHP研究所)、『だじゃれ日本一周』(理論社)、『じゃがいもポテトくん』(小学館)、『うんこのあかちゃん』(クレヨンハウス)などユーモラスな独自の世界を生み出す。『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)、『いいからいいから3』(絵本館)などで受賞も。