発行:合同会社 隣町珈琲
判型:A5判 頁数:238ページ
02号ではテーマを「記憶の中の本と街」とし、巻頭特集で名だたる文学者たちに愛された、東京大森の古本屋「山王書房」とその店主 関口良雄さんの名著『昔日の客』を取り上げます。
巻頭特集
「記憶の中の本と街」
グラビア・鼎談
関口直人・島田潤一・平川克美
大森・臼田坂下古本屋『山王書房』主人 関口良雄随筆集
「昔日の客」が残したもの
対談
岡崎武志・荻原魚雷
オカタケ&ギョライの「記憶の中の本と街」
安い古本と〝 高円寺 〞がオレたちの青春ダ‼
エッセイ
山本善行
『『古書善行堂』は「街の灯」になれるのか』
エッセイ
内田樹
『自戒の仕掛け』
青木真兵
『無縁化していった記憶の風景と、幻想の「ちょうどよい有縁」の場』
菊地史彦
『父の書棚』
木下弦二
『はなすおんがく アキヒの日々 第2回』
ルポタージュ
青野棗
『外国ルーツの人に訊く 食べたら元気になるごはん 第二回 乃毓さんの「三杯鶏」 』
エッセイ
鶴澤寛也
『女流義太夫牛込日記 その二』
森本あんり
『にじみ出す言葉のアウラ 2「帰る」』
詩
佐々木幹郎
『その男 ー 松本竣介のアトリエで』
小池昌代
『世界のかたすみの鮮魚店』
酒井丈
『鈍色の橋』
森慶彦
『跳躍』
平川克美
『記憶の降る町』
春日武彦
『極楽』
小説
中山求仁子
『Nへ。』
小林大輝
『ぼっちゃんが鼠花火になってどっか行ってもうてん』
三砂ちづる
『名前』
中田考
〜『俺の妹がカリフなわけがない!』シリーズ〜
『婚姻届はサバンナの風に乗って』
阿部安治
『白神のブナの林で 』
鈴木是和
『ヘッドハンター』
小田嶋隆
『月日は百代の過客にして』
エッセイ
古屋美登里
『翻訳の現場から ー だれが狼煙をあげたのか』