著者 豆塚エリ
装画 はらん
印刷・編集・装丁 山口由美子
サイズ 15×21センチ
詩人豆塚エリの2012年に書いた詩をまとめた詩集
「子供と大人の境を揺れるジレンマやあきらめ、社会に対する反抗心を言葉にした」
[CONTENTS]
日曜日
すくい
ポケットの中に
適応できない
雨だれ
写真
神話
日々
恐怖
いつかの僕
おくることば
僕らは大人になる前にばかになる
不思議の国
なつのおわり
僕と私のユートピア
プロフィール
豆塚エリ
1993年3月25日生まれ。大人の子供に対する都合の悪いときだけ子ども扱いを理不尽と思いながら、都合のいいときに子どもになるティーンズを過ごす。誕生日が遅いためなかなか大人になれない。某ラーメン屋ではキッズカード(12歳以下対象)の効力がまだ持続しているが、スタンプがたまり過ぎて次回使うともれなくおもちゃをプレゼントされてしまうので、使うか使わないか考えあぐねている。別府人に多い無類のねこ好きの1人。別府猫は警戒心が強くなかなか触らせてくれないのが近頃の悩みのタネ。猫に対するリビドーを試作によって昇華している。
はらん
男の子二人を育て中のフリーデザイナー。仕事をするおかあちゃんたちが子どもを預けてしまうことに疑問を持ち、昔の商店で見かけたお店の奥にちゃぶ台でご飯を食す風景の空間のような「公」と「私」の揺らぐ、しなやかであたらしい女の仕事のあり方を模索中。