編集発行 特定非営利活動法人 永瀬清子生家保存会事務局
A5 96ページ ソフトカバー
永瀬清子生誕百十年を機に2016年に創設した永瀬清子現代詩賞の第2回の公募で選ばれた「詩」を収める「いつかだれかにわたしの思いを」が、生家保存会によって出版されました。
永瀬清子さんの作品を作品や縁のある方々、2017年公開された映画「きよこのくら」についてなど、谷川俊太郎さんが「現代詩の母」と呼ぶ永瀬清子さんを知る貴重な資料でもあります。
(本文より)
永瀬清子生誕百十年を機に2016年に創設した永瀬清子現代詩賞は、詩人永瀬清子の文芸活動の研究と普及とその促進とともに優れた詩を選奨することによって、文化の向上に寄与することを目的にしています。
また2017年7月、永瀬清子生家(旧永瀬家住宅)の主屋と井戸が国の登録有形文化財として答申されました。
屋根の雨漏り補修から始まった生家保存会の活動は、すべて手集めでいただいた民間の寄付のみが頼りでしたが、今後の新たな展開も期待しています。多くの方のご賛同ご協力をいただければ幸いです。
巻頭詩 その家を好きだった 永瀬清子
「きよこのくら」に寄せて 横田都志子
他