著者:橋口幸子
編集:北條一浩
装丁写真:武田花
デザイン :櫻井久、中川あゆみ(櫻井事務所)
価格:1700円+税
版型:四六判上製
頁数:160頁
夏葉社
個人的に傑作だと思っている『珈琲とエクレアと詩人』(港の人)の著者、橋口幸子さんの、待望の2冊目です。
前回は、詩人の北村太郎さんをスケッチしましたが、今回は、田村隆一夫人の田村和子さんをスケッチしています。
著者は和子さんと30年以上のつきあいがあり、かつては、同じ屋根の下に暮らしていました。
田村さんを愛し、北村さんを愛し、けれど、ひとりで生きなければならなかった女性の姿は、読後、いつまでも胸に残ります。
装丁写真は、武田花さん。(夏葉社HPより)
いちべついらい【一別以来】最後に会ってからこのかた。この前別れてから今まで。一別来。