AIR zine 編集室 光明寺會舘
A4サイズのポートフォリオ入り
AIR zineは、放っておけば無視されたり朽ちてしまうようなものを言葉にとどめ、記録していこうと思っています。そのためにAIR zineは、毎回ひとつのテーマ=漢字一文字を設定し、その文字にまつわる様々なものごとを集めていきます。ひとつに制限することによってこと可能となる視線の力があると思うのです。AIR Onomichiが「空いていること」を通して尾道の街を見つめ、その活動で使用する空き家を思いもかけないところから見つけてくるように、AIR zineは毎号設定する文字を通して自分たちのまわりを見つめ、考えます。
AIRzine vol.5は、「十」をテーマに内容を集めています。
十字架、十字路、十戒、10円切手、お「重」料理（付録つき）、"Powers of Ten"、伊丹十三と、尾道のことに関連したりしなかったりしながら書き綴りました。
ゲストとして、アーティストの安田暁さんにも写真にまつわる「10」の話を書いていただいています。
十号の形は、筒号の「丸まって読みにくいか」という反省を活かしましたのと、そこかしこに「十」がのぞく形にしてみました
