やしま たろう (著, イラスト)
福音館書店;
八島太郎さんの素晴らしい絵本。 第二次世界大戦まえに、プロレタリア活動でNYへ亡命した彼が、後にアメリカで画家として認められ出版した絵本。 厳しい差別や、日本人への誤解もあったらしい。 日本を追われた彼が、アメリカで、そういう偏見などが納得できず、絵で立ち向かう人生。 八島さんの娘の名前「桃」が主人公の絵本です。 大人になって彼女はすっかりそのことを忘れていますが、はじめて桃が一人で誰ともてを繫がずに傘をさした日のお話。
18.8 x 16.6 x 1 cm