著者 西川勝(臨床哲学者)
造本 四六判/ソフトカバー
本文 232頁
価格 本体2000円+税
発行 サウダージ・ブックス
装幀 加藤賢一
装画 nakaban
組版 大友哲郎
編集協力 南堀英二
「一人」で生きるとはどういうことか。これほどその本質に迫った本はない
―宗教人類学者・植島啓司氏絶賛!
「「咳をしても一人」の句から始まった放哉の島への旅は、「一人」にしがみついているぼく自身からの旅でもあった。小豆島で放哉を想いつつ、自分をふり返る。「一人」ということばをつぶやくと、とたんに「一人」のうらから別の声が聞こえてくる。」
―本書より
気鋭の臨床哲学者が、絶望の日々に救いを求めた放浪の俳人・尾崎放哉の「孤独」に応答し、生と死を深く見つめる思索の旅。小豆島出身の心理学者・浜田寿美男との対談を収録。
▶表紙カバーは 【リバーシブルタイプ】。カバーの裏面にも、画家・絵本作家として活躍する nakaban作のオリジナル作品がカラー印刷されています。 【哲学・俳句エッセイ】