Haythem Mahbouli
レーベル SCHOLE
1. Catching the first moment
2. Passage
3. And miles to go before i sleep
4. Transition
5. Birth
6. Growth
7. Loss
8. Moments that remain
9. Catching the last moment
Haythem Mahbouli(ハイサム・マーブルリ) のデビューアルバムが Schole Records よりリリースされます。
彼の音楽は、ミニマルかつ舞台音楽的なアプローチで制作するために、オーケストラの演奏や音響及びデザイン要素を継ぎ目なく組み合わせてあります。
「自分の音楽は、規定されたジャンルや楽器中心の音楽(例:ピアノ)にとらわれたくないんだ。音楽とは、様々な音が混ざり合って創られる感情であると思っている。感情はどんな音楽にも表れる。私は音楽を映像として捉え、個々にそれぞれ気持ちが込められている。このアルバム(Catching Moments in Time - 人生の瞬間)には、自分の人生の旅路においての経験を映しとったものが収められてある。この音楽を聴く人が自身の経験を反映し、感情を混じり合わせながら自分だけの映像を創ってもらえるのを期待している。」と本人が語るように、昨今のポスト・モダンクラシカルと呼ばれるジャンルがピアノを中心として展開される事に対してのアンチテーゼを含みつつ、デビュー作にしてそのスタンスで制作に向き合い完成させた作品は、大きな可能性を感じさせるものとなりました。
プロフィール:
Haythem Mahbouliは、13歳からギターを始める。それから間もなくして、地元のロックやメタルバンドに関わっていく。趣味で始めた音楽は、Haythemの職業となり多くのライブ演奏やレコーディングに携わることとなる。
ロックやメタル音楽が生活の中心となっていたが、Haythemは映像作品用の楽曲、アンビエント音楽、現代音楽にも音楽的視野を広げていく。そして、テレビ広告、短編映像作品、音響編集などにも携わり音楽提供を始める。
2011年に起きたチュニジア革命の後、Haythemはカナダのモントリオールに移住。そして、音楽活動を一時中断し、ビデオゲーム業界のサウンド・デザイナーとして働き始める。
5年後、Haythemは音楽活動を再開し、自身初アルバムの制作にとりかかり始める。