A5 ● 160ページ
2023.12.18 発売
表紙の「ことば」は作家の池澤夏樹さん。
作家・小原晩さんが短篇を発表。「紙の話」では漫画家・はるな檸檬さん、声優・斉藤壮馬さん他が「TAKEO PAPER SHOW 2023」を巡る原稿を特別寄稿。
巻頭は小原晩さんの短篇。最果タヒさんの連載は「ゴールデンカムイ詩集」&綿矢りささんが登場。はるな檸檬さん・斉藤壮馬さん「紙の話」、ピノキオピーさん「歌詞の話」も。
目次
[短篇]
・小原晩 けだるいわあ
[エッセイ]
・金山寿甲 生さんまの炭火焼き
[連載小説]
・一穂ミチ ハイランド美星ヶ丘(第6回)
・大森美香 花と葉(第5回)
・尾崎世界観 すべる愛(第6回)
・恩田陸 そして金魚鉢の溢れ出す午後に、(第6回)
・佐原ひかり リデルハウスの子どもたち(第5回)
・鈴木涼美 典雅な調べに色は娘(第6回)
・堂場瞬一 連作 罪と罪(第6回)
・中村文則 彼の左手は蛇(第2回)
・藤沢周 利休残照(第6回)
[連載詩]第3回
・最果タヒ キャラクターの血のみずうみに、ぼくの瞳が映ってる――ゴールデンカムイ詩集
[歌詞の話]第3回
・ピノキオピー 歌詞 すろぉもぉしょん/エッセイ 珍しくない恥
[連載往復書簡] 第4回
・最果タヒ ときには恋への招待状
――詩人からさまざまな方へ、宝塚公演へのおさそいの記録。ゲスト=綿矢りさ
[紙の話] 特別編
・はるな檸檬 一枚に宿る無限の夢
・斉藤壮馬 紙でできた宇宙
・八木寧子 紙の声
[詩歌の話/詩歌の楽園 地獄の詩歌] 第6回
・渡辺祐真 意味を抑えて、音を楽しめ
[本の話]
・坂野公一 引き継いだもの
[連載書評/絶版本書店 手に入りにくいけどすごい本]
・伊野尾宏之 就職しなくてもなんとかなっている人たちの人生話
・内田剛 涙をのんだ3冊
・谷崎由依 デュアのこと
[連載エッセイ/書を買おう、街へ出よう。] 第6回
・斉藤壮馬 「月に堕ちても」
[紙のなまえ]