雑誌名 Standart Japan
STANDART #8 : 育種、音楽、アップサイクル
COFFEEチャプター
気候変動やそれに伴う疫病の流行によって、コーヒーの栽培に適した土地は 2050年までに現在の約半分に減ってしまう可能性があると言われています。この「コーヒーの 2050年問題」に対抗すべく開発が進むF1種。「種から始まるストーリー」では、その特徴や可能性をご紹介します。今号フィーチャーするオリジンはタンザニア。そして通算3作目となるCHAD TREWICKのルポシリーズは生豆の値付けについて。最低仕入価格の導入など、新たな取り組みを行う企業の例とともに、新しい値付けのあり方を考えます。最後は、消費のされ方から栽培方法までコーヒーと共通点の多いお茶。今回は「栽培」に焦点をあて、それぞれの歴史や環境に迫ります。