安野光雅 (著)
福音館書店
56ページ
24.8 x 22.8 x 1.2 cm
繊細な筆使いで、世界各地を舞台に旅の楽しさを描いてきた絵ばかりの絵本、『旅の絵本』。
八巻目となる今回の旅の舞台は、待望の日本です。
お花見や田植え、お祭りに紅葉と、季節の移り変わりとともに、電気が普及する前のなつかしい日本の風景が描かれています。
安野さんの故郷、津和野をはじめ、合掌造りの家々や、京都の伊根町に残る舟屋、そして陸前高田の一本松など、各地の印象的な風景を、ところどころにかくれた昔話や映画の一場面とともにお楽しみください。
巻末に、安野さんのおもいのこもった、あとがきと解説がついています。