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エドワード・ゴーリー
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451ブックス初の特集は、異才のイラストレーター兼作家のエドワード・ゴーリーです。
彼がどんな作家なのかを言葉で説明することは、とても難しいことですが、イラストと文章と貢間が不可分な、独自の世界観を持つ書籍アーティストとでも形容したらいいのでしょうか。
彼の本は、初版は500冊程度と少ないものが多く、製本にも多くの手間とデザインがかけられていることから、ほとんど入手困難なものばかりです。幸い、初版のものと形や製本形態が若干異なることはあっても、今でも再版や、作品集として彼の作品を鑑賞することが出来ます。
作品の内容全てを理解できるということを、ゴーリーは、あまり望んでいないようです。イラスト、文章の精緻さが抜きん出ていることもありますが、微妙な違和感や、奇妙なキャラクター、さりげない小道具、空白の部分にも意味を読んで、何度も手に取ってしまう魅力があります。
日本での代表作と言っていい「ギャシュリークラムのちびっ子たち」。AからZまでのそれぞれの名前の子どもたちが1ページずつ割り振られ、死へつながる行為への教訓?になっています。表紙の死神らしき人物は、本文には登場せず、各々の直接的な死の起こる少し前の時間を表現するイラストが、ゴーリーならではの視点を感じさせてくれます。
今回、451ブックスでは、彼の書籍と共に、ポスター、カード、マグネット、珍しいPOP UP BOOKなどを紹介していきます。
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● ELEPHANT HOUSE or, The Home of Edward Gorey(象の家、あるいはゴーリーの家)
Photographs and text by Kevin McDermott
横約29.5cm×縦約21cm ハードカバー
販売価格 6500円(税込)
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ゴーリーのマグネット。
紹介した「ギャシュリークラムのちびっ子たち」から2つ、「華々しき鼻血」から1つの3種類です。裏面の大部分は、マグネットですが、周囲にタイトルと、子供の名前もしくは、本文と、(c)Edward Goreyが印刷されています。
サイズは、横約17.8cm×縦約5.2cm×厚み約2mm。モノクロ印刷、光沢有り。
販売価格 1個 1200円(税込)
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● ゴーリー マグネット(華々しき鼻血)
(the glorious nosebleed)
販売価格 1個 1200円(税込)
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● ゴーリー マグネット(ヘクター)
(thegashlycrumb tinies A)
販売価格 1個 1200円(税込)
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● ゴーリー マグネット(アーネスト)
(thegashlycrumb tinies B)
販売価格 1個 1200円(税込)
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ゴーリーの象のカード。
ゴーリーの作品には、不思議な動物たちが重要な役割や、意味不明の役割で登場してきますが、このカードは、不思議な象が、逆立ちに挑戦している?様子。
2つ折のシンプルなカードで封筒も中身も無地の白です。裏にタイトルと思われるElephant in roseと、(c)Edward Goreyの文字がが印刷されています。
サイズは、折っている状態で、横約17cm×縦約12cmです。封筒が付属しています。
● ゴーリー カード(赤象)
販売価格 1個 1000円(税込)
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ゴーリーのポスター
The Audrey-Gore Legacy(a Muder Mystery)のポスターです。原作は、ミステリマガジンで一度紹介されているようです。彼の敬愛するクリスティに捧げられた作品です。
サイズ 横約c61m×縦約91cm
(写真は淵が少し糸巻型に変形していますが、実際は真っ直ぐです)
● ゴーリー ポスター(a Muder Mystery)
販売価格 1枚 4500円(税込)
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ここからは、本の紹介。
THE DWINDLING PARTY
ゴーリーのPOP UP BOOK(飛び出す絵本)です。
作品は、公園(動物園のような)を訪れた家族が、訪れるところから始まり、不思議な動物に次々と連れ去られて、最後に残ったのは?という内容です。
モノクロの線画に着色された各々のページで様々な連れ去られ方を動かせるようにしてあり、起き上がる構造物がゴーリーの造形で、楽しませる仕組みです。
ストーリーは、表の表紙から始まり、最終ページを閉じて裏表紙まで続きます。
● THE DWINDLING PARTY
横約19.8cm×縦約29.8cm
状態 並
裏表紙下部に小さな破れ
POPUPの部分以外に折れ目がついて
いる部品があります。
販売価格 1個 18000円(税込)
※この商品は、お振込後の発送になります。
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モダン・ホラー書き下ろし傑作集 2
闇の博覧会
カービー・マッコーリー編 広瀬順弘訳
レイ・ブラッドベリ他
早川文庫NV298
(莫迦げた思いつき/エドワード・ゴーリー)
定価660円 販売価格
1500円
状態 良い(多少のキズがあります)
1991年12月発行、4刷
このハヤカワ文庫では、
エドワード・ゴーリーの「莫迦げた思いつき」が紹介されています。 ある朝、少年がベッドでふと、「今日は起きるのよそう」と思ったことから始まる物語。
文庫板なのでサイズは小さい(絵の大きさは、8cm×6cm程度)のですが、ゴーリーらしさは十分です。
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不幸な子供
エドワード・ゴーリー著 柴田元幸訳
定価1050円 販売価格 800円
状態 良い(多少のキズがあります)
2003年11月発行、4刷
小公女を元にしたという作品。裕福な家庭に生まれた少女が、次々と不幸なめに遭い、最後は・・・という、とっても救われない作品。
ギャシュリークラムのストーリー版と言った内容。
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おぞましい二人
エドワード・ゴーリー著 柴田元幸訳
定価1050円 販売価格 800円
状態 良い(多少のキズがあります)
2004年12月発行、1刷
実際に起きた事件を元に作られた作品。被害を受ける子供のではなく、加害者(おぞましい二人)の生活と生涯を描いた作品。
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